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私たちの“今”

天国とは

2024年11月1日(金)

天国について

カトリック教会では11月1日に諸聖人の日、2日をすべての死者のためとして記念しています。すべての人は死に向かっているのですから、自分のその時をしっかりと見定めて生きていくことが大切です。それでは死んだ後わたしたちは何処へ行くのでしょうか?その存在を認めていてもいなくても、死後は天国か?地獄か?ということは誰もが心の奥で気にしていることではないでしょうか。

聖書の中でイエスは天国についてこのように述べています。

「自分の貧しさを知る人は幸いである。天の国はその人たちのものである(マタイ5/3-10)」これは真副八端と呼ばれる八つの幸いについて述べている箇所です。「真福八端はイエスのみ顔、生き方をかたどったものであるため、キリスト者の身分証、つまり、私たちのIDカードです。(教皇フランシスコ講話集・使徒言行録)このIDカード(マイナンバーカード)を持った人が天国をものにするというわけです。死んだ後に行く場所ではなく、地上でも、それは獲得できるということです。社会生活の中でマイナンバーカードはいかなる場面でも必要です。銀行、病院・・・暗唱番号や顔認識でカードの中身である“ワタシ”を認識させるのです。私たちは洗礼によってキリスト者としてのカードをいただいているのですから、その中身を充実させなければなりません。それが真福八端に生きるということではないでしょうか。

心の貧しさを知る人、悲しむ人、柔和な人、義に飢え渇く人、哀れみ深い人、心の清い人、平和を実現する人、義のために迫害される人(教皇講話集。使徒言行録→世をいやす:真福八端P118)さあ~、このマイナンバーカードの中に、生きる私を充実させましょう。聖霊のちからをいただいて、八つの条件を目指していけますように。そして終わりの日にキリストとともに復活することができますように。・・・・M.F

 

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