私にとって初めての韓国地区訪問は少しの不安をかかえながら仁川国際空港に着きました。迎えに来てれた韓国会員の顔を見て肩の力がぬけほっとしました。ソウルまでの道は広くとても快適で、レンギョウの花が明るい黄色で迎えてくれました。この度の訪問は韓国の会員たちと直接に出会い、語り合う中で彼女たちの生活や共同体についての理解を深め、分かち合うことを意図していました。

　通訳を通して一人一人とお話する機会がありました。お互いの生活では当然意見のくい違いや人間関係の摩擦はあります。しかし、日頃から会員の存在を身近に感じ、いかに自分が助けられているかを体験しながら、益々共同体としての絆が強くなっていること実感している、ということでした。こちらの共同体もたびたびの集会をもっていますが、日本と同じでコロナ禍も終息に向かいお互いに久しぶりの対面でであったでしょうし、遠隔地からの集まりにもかかわらず、この集会をとても楽しみにしていたことがうかがえました。

世のただ中にあって、一人で奉献生活をする在俗会だからこそ、会員が一同に集まることの大切さ、「会」とは会員一人一人の集まりなのだと強く感じ、参加して私もすごく嬉しく、力をたくさんもらいました。（Ｋ・Ｋ）

　　　　　　　　　　　　韓国会員より

日本の評議員の方々が韓国地区訪問を終えて帰国されました。良い時間になるよう努力してくださってありがとうございます。ACSI（アジア在俗会会議）は対面で行うことが決定しました。会員たちの暮らしが神様の慈しみの中で明るく幸せであることを祈ります。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　韓国地区長　キム・ヒョンスクルチア