北の国からも春の息吹が運ばれてきました。
主イエス・キリスト様のご復活のお喜びを申し上げます。
桜も散り、ツツジが満開の今日この頃です。
フランシスコ教皇様の積極的な活動が報道され、私たちは大いに勇気をいただき宣教・司牧活動に啓発されています。
長崎では「信徒発見150周年」を来年に控えての準備の年として、「日本信徒発見150周年記念聖母行列と前年ミサ」が行われました。信徒たちは市内・大橋町(サンタ・クララ教会跡)から浦上教会までの道のりをロザリオを唱えながら行列をし、
浦上教会で高見大司教・司式によるミサにあずかりました。
信徒発見とは長い間の禁教令で潜伏していたキリシタンたちと、禁教が解かれ来日した宣教師たちが再開した出来事で、1965年にフランス寺と呼ばれていた大浦天主堂のマリア像の前で祈っておられたフランス人宣教師プチジャン神父様に「あなたの心はわたしの心と同じです。」とその信仰を告白しました。
高見大司教はこのミサの説教でフランシスコ教皇の言葉を引用し”アブラハムが神の示す地に「出掛けた」こと、イエス様も神でありながら人間となることで「出掛けた者」となられたこと”ことを引用され、浦上のキリシタンも命を懸けて「出掛けた」ことを思いおこさせ、現状に留まることなく前向きに信仰に生きるように”(長崎カトリック教区報)励ましてくださいました。
この日”主、イエス・キリストのご復活にあたり、私たちも前を向いて”出かける〝日を生きたいと思います。