この7月、名古屋教区から、恒例の司祭の集まり「月集」(「月集」司祭協議会というのを止めて、2016年から昼食を共にして、司祭の研修と交流、情報交換、社会問題から聖書の学び) に於いて、教区で一緒に働いている修女連にそれぞれの会の現状と教区で働く中で感じることなど率直に語っていただきたいと修女連の会長を通して、各会に打診がありました。 7月27日名古屋教区センターに於いて、① 会の概略 ② 会のヴィジョンと名古屋教区でしていること。 ③ 名古屋教区で感じていることなどについて話すよう要請されました。
会場には、司教様はじめ、50人程の司祭と発表する会のシスター15、6人が集まっていました。
聖マリア在俗会(名古屋地区)は、会のことを知っていただくチャンスと参加しました。発表する2人は事前に紹介する内容を打ち合わせしました。1人は、創立者と会の歴史、その歴史の変遷の中で、在俗修道会から本来のあるべき姿、在俗会へと脱皮していった過程を紹介し、もう1人の会員は、実際に仕事を持ち、高齢の母親の世話をしながら奉献生活をしている。これが、実に在俗奉献の深さを実体験しているということ。また、会のホームページからいくつかの会員の記事をプリントして紹介しました。会員が、社会の真っただ中にあって、すべてにキリストの福音を浸透させるため「パン種」「地の塩」となる世に在る奉献生活を選択したことなど話しました。ある修道会は創立者のカリスマと全生涯を紙芝居で表現し、また、幾つかの修道会はパワーポイントで、創立者のこと、会のヴィジョンと目標、共同体について、召命の働き、今後の会の方向性など紹介していました。
終わりに司教様は、在俗会のことを取り上げ、信徒の宣教者の会が名古屋教区にいくつかありますとおっしゃってから、こういう会が一つになれば、教区の力になり、福音宣教のエネルギーになるでしょうと、期待のエールを送られました。(TN)